札幌市や石狩市にお住まいの方で、墓石の購入を検討している方はいらっしゃいませんか。
墓石に関する情報は聞き馴染みがなく、たくさんの疑問をお持ちの方が多いでしょう。
まず、墓石は国産と海外産に分かれ、多くの種類があります。
そこで今回は、海外産のアーバングレーについて紹介します。
□アーバングレーとは
アーバングレーとは、インドが産地の墓石です。
インドは鉱物が豊富であり、安定的に石材を算出する国として有名です。
アーバングレーは白御影石の代表的な石材であり、ムドカルグレーやMD5と呼ばれることもあります。
その特徴としては、硬度が高いことや風化しにくいこと、透明感のある鮮やかな中目などが挙げられるでしょう。
その特徴を活かし、お墓に関する幅広い用途で使用されています。
□アーバングレーの長所について
続いて、高い人気を誇るアーバングレーの長所について3点ご紹介します。
1つ目は、吸収率が低いことです。
吸収率とは、一定サイズの石を48時間水に浸し、重さがどれだけ変わったかを示す指標のことです。
この数値が高い場合、水シミができて見た目が悪くなったり、サビができたり、風化に繋がったりするでしょう。
そのため、吸収率が高い素材を墓石にするとすぐに汚くなる可能性があります。
その吸収率に関して、アーバングレーは0.056パーセントという、とても低い数値を出しています。
ちなみに、国産の高級石材と言われる庵治石細目は0.19パーセント、大島石は0.154パーセントです。
アーバングレーの吸水率が非常に優れていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
2つ目は、磨くと艶が出ることです。
石材の中には、磨くと艶が出やすいものと、そうでもないものがあります。
アーバングレーは艶が出やすく、磨くことによってガラスのような光沢を放ちます。
丁寧に磨き上げることによって、長い年月の間、綺麗な状態を保てる石材です。
3つ目は、長く大きな材料が確保できることです。
一般的に、墓石を建てるときには大きなサイズの石を確保することは難しいため、複数の石の塊を組み合わせて製作します。
そのため、色目や石目が合いにくいといった問題が発生することがあります。
しかし、アーバングレーは長く大きな材料を確保できます。
そのため、墓石から外柵や墓誌などの付属品まで色目や石目が揃い、見た目が良くなります。
□まとめ
今回は、インド産白御影石の代表選手アーバングレーの特徴について紹介しました。
アーバングレーという名前は、一般の方には聞き馴染みのない名前だったかもしれません。
しかし、この記事でその特徴を知っていただけたのではないかと思います。
墓石を選ぶときには、数多くある種類の中から、自分の要望や価格にあったものを選べるようにしましょう。
コメントをお書きください