墓石に彫刻をする際に決めなければいけないのが、文字の書体。
墓石の字に一体どのような書体を選べば良いか分からずに、お悩みの方もいらっしゃるかも知れませんね。
そこで今回は、札幌や石狩でお墓の建立をお考えの方へ、墓石に彫る書体についてご紹介します。
□墓石に彫る一般的な書体とは
墓石の建立が初めての方は、お墓には一体どんな書体が使われているのかご存知ないかもしれません。
ここでは一般的に墓石に使用される書体についてご紹介します。
1つ目は、楷書体です。
こちらは字を崩さず、丁寧に書かれた書体のことを指します。
続き字を使用せず、文字をはっきりと活字のように表します。
教科書などで使用されることが多いため、馴染み深いですよね。
くっきりと見えるため、建立者や戒名などの小さめの文字は、この書体を使うことが多いです。
2つ目は、行書体です。
こちらは少し続き字のような雰囲気があります。
温かみのある曲線が特徴的でしょう。
筆で書いたような自然な雰囲気があり、お墓の正面には最もよく使われる書体です。
3つ目は、草書体です。
こちらは行書体をさらに崩したものです。
文字同士を続けたり、文字を大きく崩したりするため、ちょっと解読が難しく感じるかも知れません。
お墓の文字としては少数派になります。
4つ目は、隷書体(れいしょたい)です。
素朴で古風な印象がある書体です。
落ち着いた雰囲気を出したい場合におススメです。
5つ目は、ゴシック体です。
看板や案内物によく使用されているため、馴染み深い方も多いでしょう。
墓石に使用すれば、すっきりした印象のお墓になります。
6つ目は、オリジナルな書体です。
最近は、様々な書体で彫刻するケースが増えてきました。
筆で書いた遊び文字のような書体が人気です。
また、お客様がご自身で書かれた文字をそのまま彫刻することもできます。
なお、当社でもスタッフが書いたオリジナルの文字をご用意することができます。
□書体に関する注意点とは
正面に刻む文字は、お墓の印象を左右する大切なものです。
書体に関する注意点をお伝えします。
それは、出来上がったお墓のイメージを、事前に確認することです。
良心的な石材店であれば、作業前のレイアウト図を見せてくれるはずです。
書体はお墓のイメージを左右するため、慎重に検討を進めていただければと思います。
□まとめ
今回は、札幌や石狩でお墓の購入をお考えの方へ、墓石に彫る書体についてご紹介しました。
ご自分のイメージ通りの納得のいくお墓とするために、しっかりとご検討していただけたらと思います。
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