後悔しないお墓選びは石選びから!
お墓は同じデザインでも墓石を変えるとガラッと印象が変わります。
この記事では、墓石に使う石の種類や、選びのコツなどについてご説明します
この記事はこんな方におすすめ!
●石狩・札幌エリアでお墓を探している方
●これからお墓を選ぶ方
●お墓の石選びに悩んでいる方
●墓石の種類を知りたい方
お墓選びの要!石でお墓のイメージが変わる
人生に一度のお墓選び。
出来上がって「なんだかイメージと違った…」なんてことにはなりたくないですよね。
イメージ通りのお墓を建てるためには、まずはお墓に使用する石の種類について情報を集めて理解を深めておくことが重要です。
お墓にはどんな石が使える?
墓石に使う石材は、大きくわけて「御影石(花崗岩)」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の4種類にわけられます。
さらに、それらの石材は成分や産地などによってさらに細かく分類され、300種類以上の石が墓石として使用されています。
現在、日本で使用される石材のうち、8割程度が中国やインドを中心とした海外産です。
北海道内でも、かなり高い割合で輸入材が墓石に採用されています。
中国産の石はバラエティーに富んでいますが、比較的求めやすい価格帯の石が多いところが特徴です。
インド産の石は硬くて吸水性が低く、持ちが良いものが多いですが、価格帯も高めとなっています。
お墓の石によって値段が変わる
お墓の値段を左右するのはズバリ、石の値段です。
さきほども説明したように、中国産は比較的安価なものが多く、インド産・国産は高価な傾向があります。
中国産の墓石が安い理由としては、鉱物資源が取れる面積が広く、産出量も多い点と、同じ中国国内で加工しているため輸送費の面でもインド産より競争力がある点が挙げられます。
中国産のものだから必ずしも品質が低いというわけではなくコストパフォーマンスに優れたものも多いので、予算をある程度決めた上で石材店に希望を伝えてみるのもよいでしょう。
それに対してインド産の石は、お値段も石の質もよいものが多くなります。多くの石種がありますが、大抵の場合硬さも吸水性の低さも十分で、光沢に富んだ石が多いです。
国産の石については、お値段が高いこともありますが、特に道内では国内の石の産地が海を隔てた本州の山となることもあり、近年ではあまり使われていないようです。なお、西日本を中心に今でも国産の御影石がお墓によく使われている地域もあります。
その他、世界各国の石が日本のお墓に使われています。
墓石を選ぶときのポイント
墓石を選ぶときはこれらのポイントに注目しましょう。
・石の目のきめの細かさ
・硬度(硬度が高い方が丈夫なので、上等とされる)
・吸水率(吸収率が低い方が上等とされる)
・模様が綺麗かどうか
・石にキズや色ムラがないか
・好きな色合いか
特に冬の間お墓が雪におおわれる北海道では、硬度や、吸水率に注目して石を選ぶのがお墓を長持ちさせるポイントです。
価格と見た目だけで選んでみたら石の耐久性が低く早く劣化してしまった、ということがないように、石材店では吸水率や硬度について詳しく聞いてみるようにしましょう。
また、実際に石材店のサンプルを手にとって、コツンと叩いて音を聞き比べてみるのもおすすめです。
タイプ別!おすすめの墓石
次に、具体的なおすすめの墓石をご紹介します。
コスパ重視の方にはこの墓石
価格はリーズナブルに抑えたいけど、耐久性の高い石を選びたい!
そんな方におすすめの石材は中国産御影石G623がおすすめ。
G623は目が粗くピンクがかった明るい色合いの白御影石で、吸水による色の変化が少ないところが特長です。
お手入れのしやすさ重視の方にはこの墓石
艶が長持ちして、お手入れもしやすい墓石なら、RYOがイチオシ!インド産のRYOは緑と黒の石目が非常に綺麗な石材です。
お値段もインド産の黒御影石の中では比較的手頃で、吸水性の低さも魅力です。
最高級にこだわりたい方にはこの墓石
とにかく長持ちで、変色しにくい墓石を選びたい!
そんな方におすすめなのがインド産のクンナム。
クンナムは海外産黒御影石の代表と言われる最高級クラスの石材で、艶のある光沢やその硬度が魅力です。
おしゃれなお墓にしたい方にはこの墓石
おしゃれな色合いのお墓を建てたいという方にぜひご検討いただきたいのがインド産のオーロラ。
赤色と黒のマーブル模様がスタイリッシュで、ひときわ目を引くお墓になること間違いなし!他の石と組み合わせてポイント使いするのもおすすめです。
明るくて優しい色合いのお墓にしたい方にはこの墓石
黒を基調とした重厚感なお墓ではなく、明るくて優しい雰囲気のお墓にしたい方にぴったりなのがG635。ピンクがかった色が特徴の、中国産の桜御影石です。
安価な割に華やかな雰囲気のお墓に仕上がるので、非常に人気の高い石材です。
お墓の施工例紹介
最後に実際のお墓の施工例を紹介します。
同じお墓のデザインでもこんなにも印象が変わります!
ぜひ実際にお墓を建てる際の参考にしてみてくださいね。
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