大切な家族の一員であるペットとのお別れの時には、きちんとお墓で供養したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
ペットが亡くなった時はどのように供養すればいいのか、また一緒のお墓に入ることはできるのか…?
気になる最新ペット墓事情を紹介します。
ペットのお墓、どうする?
大切なペットとともに過ごしている人にとって、できれば考えたくないペットとのお別れ。
しかしながら、いずれはお別れの時が訪れます。
かけがえのない家族の一員であったペットが亡くなったとき、どのように供養すれば良いのかー。
のちのち後悔しないためにもあらかじめ考えておくことをおすすめします。
ペットの埋葬方法は?
ペットが亡くなった際の埋葬方法はいくつかの選択肢があります。
【ペットの埋葬方法1】私有地に土葬をする
庭などの私有地を所有している場合は、ペットの亡骸をそのまま土葬することも可能です。
土葬には、それはお金がかからないことや、家族の近くでペットを供養できる安心感があるといったメリットがあります。
一方、私有地ではない公園や山林などに埋葬した場合「不法投棄」として処罰対象となりえます。ペットを土葬できる私有地を所有していない場合、土葬は選択肢として外すようにしましょう。
以前は飼っていた犬や猫などの亡骸を自宅の庭に埋葬することが一般的でしたが、近年では住宅環境の変化や衛生面の観点から、土葬を避けるケースが増えてるようです。
また、私有地に土葬する場合でも遺体が腐敗することで異臭騒ぎになったり、感染症を引き起こす恐れがあります。土葬の際は周囲に配慮して慎重に行う必要があります。
気になる場合は、次で説明する火葬を行なった上で埋葬を行うと良いでしょう。
【ペットの埋葬方法その2】火葬をして自宅で供養する
土葬できる敷地がない場合は、火葬を行なって自宅で供養をする方法があります。
自宅でのペット供養は「手元供養」とも呼ばれる、ペット専用の仏壇に遺骨を保管するケースが多いようです。
ペットを自宅で供養したい場合は、あらかじめ近場のペットOKの火葬場を探しておくようにしましょう。
最近では、移動車両でペットの火葬を行うサービスも登場し、自宅にいながらペットの火葬をおこうなうことも可能です。
ペットの火葬の費用はおよそ1万〜5万程度となっています。
(ペットのサイズによって異なります。)
【ペットの埋葬方法その3】ペットのお墓に埋葬する
「人と同じようにお墓でしっかり供養したい」、「長年自宅で供養を続けてきたので区切りをつけたい」という方におすすめなのがペットのお墓です。
※ペット墓は、すでに火葬した遺骨を埋葬します。
ペット専用のお墓には一般的に個別墓と合祀墓があります。
他の遺骨と一緒に埋葬する合祀墓は低価格で利用できるところが特徴です。
一方、個別墓は割高になりがちですが、お参りの際に個別の墓石やモニュメントに手を合わせたいという方には個別墓をおすすめします。
また、合祀墓ではほかの遺骨と混ざってしまうため、基本的に埋葬後は取り出すことはできません。
個別墓と合祀墓の費用の違いは、下記石狩はまなす墓苑の「ペットのための永代供養墓 So long」を参考にしてみてください。
最近では札幌・石狩エリアでもペット専用霊園やペット墓のある霊園が増えているので、まずは見学してみるのも良いでしょう。
人とペットは一緒のお墓に入れる?
ここまで読んでいただいて、人とペットは一緒のお墓に入ることができるのか気になった方も多いのではないでしょうか。
ここでは、人とペットが一緒に入れるお墓について説明していきます。
ペットと一緒に入れるお墓が増加中
かつて、人と動物は宗教上の理由で同じお墓に入ることには強い抵抗感があり、許されないとされる考え方が一般的でした。
しかしながら、近年では考え方の変化や、ペットと一緒にお墓に入りたいというニーズの高まりに伴い、人とペットと一緒に共葬できるお墓を展開する霊園も増えてきています。
ただし、現状では人とペットが一緒に入れるお墓はほぼ民営の霊園に限られている点が要注意です。
ペットと人が一緒に入れるお墓とは
「人とペットが一緒に入れるお墓」は大きく分類すると
「人とペットが同じお墓に埋葬されるタイプ」と「人とペットが同じ区画の別のお墓に埋葬されるタイプ」があります。
【人とペットが同じお墓に入れるタイプの例】
石狩はまなす墓苑では、ペットと同じお墓に入れる永代供養墓「Sweet ファミリー」を展開しています。
墓石のデザインのラインナップも豊富なので、ペットと一緒の個性豊かなお墓を建てることが可能です。
「Sweet ファミリー」は永代供養つきのお墓なのでご契約後の管理料は不要。必要なコストは初期費用:1,430,000円(税込)に全て含まれているので将来の維持管理も心配ありません。
【人とペットが同じ区画の別のお墓に埋葬されるタイプの例】
石狩はまなす墓苑の「一緒に眠る墓所 Withファミリー」は故人用のお墓とペット用のお墓を同じ区画に建てることができるお墓です。
墓所の使用料は下記の表を参考にしてみてください。
ペットと一緒のお墓を建てる際の注意点
自分の意思でペットと同じお墓に入る場合、後に同じお墓に入る子孫全員がペットと一緒のお墓に入りたいとは限りません。
家族としっかり話し合って同意を取ってからお墓を建てるようにしましょう。
まとめ
長年共に暮らした人にとって、家族のような存在とも言えるペット。
やがて訪れるお別れの時に備え、手厚く供養できるように準備をしておくことをおすすめします。
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